部品評価試験設備やハイドロフォーミング試験設備を有効に活用し、需要家の皆様の部品設計開発への万全な協力体制を支えています。
CO2削減を目的とした軽量化や安全性の向上という自動車のニーズに応えるため、3次元熱間曲げ焼入れ(3DQ)を日本製鉄グループで開発いたしました。
様々な形状の鋼管を素材として、3次元形状の超高強度な自動車部品を1工程で製造できる世界初のプロセスです。鉄の良さを究極まで引き出すことが可能になりました。
当社尼崎製造所にプロトタイプ機を設置し、開発を進めております。実自動車部品の製造が可能な設備で、少量の試作にも対応いたします。
パイプを加工されるお客様の「もっと加工性の良いパイプを」という要求に応えて、パイプ成形時の加工ひずみを極力小さく抑える成形機(ミル)を開発。
パイプの伸び値が約10%向上し、加工性を大きく改善。
ハイドロフォーミングは、自動車の軽量化,コストダウンを図る新加工技術として、最近注目されています。当社では、ハイドロフォーミングに適した鋼管を開発するために、他社に先駆けてハイドロフォーミング実験機を日本製鉄(株)に設置し研究開発を実施しています。
実部品製造可能な設備で、お客様の部品開発にもご協力可能です。
地球環境対策より、自動車の燃費向上のための軽量化が最重要課題です。
当社ではこれに対し、丸棒を使用していた部品へのパイプの適用(中空化)や、高強度鋼管を開発しております。
パイプを使用した実部品の評価にも対応が可能です。試験結果、データはお客様が部品を開発するうえで有効に使われています。(評価設備は日鉄テクノロジー(株)に設置)鋼管メーカーで部品まで立ち入って各種試験ができるのは日鉄鋼管だけです。